過食症のストップ報告

過食が止まった体験談をまとめました。

年月 の投稿

一時的に止まっても治療しなければ治らない、過食症。

女性 主婦 38歳 O型
高校生の時始めたダイエットで、こんなことになると思っていませんでした。
目標体重になった日、我慢していたポテトチップスを食べ始めた時のことを忘れられません。
コントロールがきがず無我夢中でした。
そこからが闘いでした。
授業中も食べ物のことを考え、焦燥感でイライラ。
過食したいのに学校にいる間はできず、授業を最後まで受けることが苦痛でした。
帰宅したら過食嘔吐を毎日繰り返しました。
上手に戻せなかった時が一番苦しかったです。
嘔吐後の罪悪感も苦しく大泣きしました。
先も見えず、ただただ苦しかったです。
上位だった成績も半分以下まで落ち、好きだった塾も過食の時間がなくなるためやめました。
嘔吐で手にはタコができました。
嘔吐で出血や喉が痛むこともありました。
虫歯も増えました。
人間関係も難しかったです。
友達ともゆっくり遊べず不自然に早めに帰ったり、
家族とも普通に夕食を取ることができなくなりました。
そして、大学在学中に過食が止まりました。
その後、再発しました。
治ったと思った過食が治っていませんでした。
治っていたのではなく、疑似停止していたんだと思います。
あの苦しい思いはもう絶対にしたくはありませんし、将来の子供にも影響したくありません。
この相談を機会に本気で治したいです。

過食嘔吐の母親が子供に及ぼす影響

女性 主婦 35歳 AB型
私は17年間過食嘔吐に苦しんでいます。
症状が一番ひどいときは、会社に行くのも難しいほど、過食嘔吐に支配された生活でした。
そのせいか、人に会うのも煩わしく、会社以外は引きこもり状態。
主人とは会社の飲み会を通じて知り合いました。
その後、結婚、男の子を二人出産しました。
妊娠中も過食嘔吐は止められませんでした。
二人とも2000gちょっとの低体重でした。
三度目の妊娠もしましたが、流産してしまいました。
せっかく生まれてきてくれた子供たちも持病を持っています。
下の子は生まれつきの心臓病で、生後8ヶ月で手術をしています。
上の子は、5歳の時に腎臓の難病を発症し、今も治療中です。
その間、疑似停止や疑似軽減することはありましたが、すぐにまた元の状態に戻ってしまいました。
私は、過食嘔吐する自分を夫や子供たちに知られたくなくて、みんなが寝静まった夜中にしていました。
寝不足と過食嘔吐で体は常にダルく、イライラしやすくなっていました。
働いているときは時間に追われ余裕がなく、上の子が小さいときは特に日常的に怒鳴っていました。
苛立ちをぶつけるように必要以上に怒鳴り、泣くとまた「うるさい!」と怒鳴っていました。
早く過食嘔吐する時間を作りたくて、早く寝て欲しかったのです。
今7歳ですが、泣いても怒られると知っているので、私にたくさん怒鳴られたあとには、
堪えるように静かに涙をポロポロとこぼして泣くようになりました。
下の子はそんなお兄ちゃんを見ているので、すごく空気を読む子になりました。
お兄ちゃんが怒られると、いつもはしないお片付けやお手伝いを積極的にやって、
自分は怒られないように、とビクついています。
そんな子供たちの姿を見るたび、何度となく、
こんなことは早く終わりにしたい、笑って過ごせる毎日にしたい、と思ってきました。
それでも、そんな自分に対する苛立ちがまた衝動へとつながり、過食嘔吐に支配された毎日から脱け出すことができないのです。
摂食障害はまともな生活を確実に壊していきます。
家族、特に子供は母親の状態に強く影響受けます。
摂食障害をかかえたままの子育てはとても困難で、子供たちの将来にも悪影響を及ぼします。
私も普通のことを普通にできる生活を取り戻したい。
治すために真剣に取り組んでいきたいです。

過食症を発症して31年。仕事も家事もできません。

女性 会社員 48歳 B型
一番最初は18歳の頃。
食べることが楽しくて、食べ過ぎて苦しい時、吐くと楽になることにきづきました。
吐いて楽になることを覚えたら次は、「お腹がいっぱいだから」と食べることが止められなくなり、
食べたいだけ食べるために吐いていました。
2人目を妊娠中、
毎日のように過食嘔吐していたものだから、
喉が炎症を起こし、抗生物質を何度も処方してもらうことになり、
産婦人科の先生に「次は責任持てませんよ。」と言われたことを思い出します。
子供が小さい頃も、バイキングやデザートビュッフェに行っては、思い切り食べて吐いていました。
若い頃は体力もあったし、食べることが楽しかったから、
毎日のように過食嘔吐しても、自分が異常だなんて思っていませんでした。
10年あまり前から、あんなに好きだった食べることに興味がなくなってきました。
食べたい物がない。食べもおいしく感じない。
初めて「食欲がない」という経験をし、自覚のないまま拒食症を発症。
体重の激減により初めて月経が止まりました。
仕事も1年くらい休みました。
脱毛が激しくなり、髪の毛が半分くらいに減りました。
急速に肌も衰えました。
その時は摂食障害のせいだなんて気付かなかったけど、
徐脈(40回程度/分)になり、血圧低下(上が70くらい)になり、低血糖で意識消失したり、いろんな合併症が出てきました。
拒食はおさまり、体重が元に戻ってからも、半年ほど生理が来ませんでした。
数字にはできませんが、物忘れがひどくなり、目が悪くなり、人間関係を円滑に保つことができにくくなり、引きこもりがちになりました。
だんだん我慢が苦手になり、仕事も継続して続けることができなくなりました。
その後、拒食と過食嘔吐を繰り返し、
体重も徐々に減っていき、9号サイズでピッタリだった体型から、
とうとう子供服でないと合わないサイズになってしまいました。
夫や娘から、(体型が)「イタイ」と言われています。
過食嘔吐が苦しくて、家事もできないほど怠惰になった自分が許せなくて、悩んでいる時にこのサイトにたどり着きました。
摂食障害が難病だと知りました。
その通りだと思います。
こんな辛い思いを一生続けていかなければならないのか、と思っていましたが、
この機会を、ぜひ病気を治す1歩にしたいと思います。

家族を巻き込み不幸にする、過食症

女性 主婦 32歳 A型
この病気になったのは13歳の頃です。
その時は、32歳の今でもこの病気に苦しめられてるとは思いもしませんでした。
経年増加で量や頻度が増えた時、みるみるうちに虫歯が増え、歯医者さんでいつも嫌な思いをしました。
食べる量が分からなくなり、食べるのが苦痛になりました。
美味しいと思う感覚も麻痺していました。
頭の中は食べ物のことばかりで、楽しい、嬉しいとかの感情がなくなり、毎日が灰色にみえたこともあります。
いつも自分のことを責めて、自分のことが嫌でした。
嫌なのに過食嘔吐してしまう。
自分はだめな人間だといつも思ってました。
両親は私の病気のことを知っており、心配して力になってくれようとしているのが分かりましたが、
私が辛い気持ちをぶつけても困惑するばかりで、モヤモヤした気持はなくならないままでした。
主人には告知しておらず、家から大量のお菓子がなくなることを指摘されるたびに、ビクビク言い訳をしました。きっと不審に思っているだろうと思うものの、やめられず、お菓子を買い足し、ばれない様にしました。
この行動自体、やましい気持ちでいっぱいで、とても嫌でした。
将来の不安は常に強くありました。
このままではいけないと思うのに、症状は止められないし、頭がうまく働かず、
先のことについてちゃんと考えて判断することができませんでした。
年々、体の不調が増え、まだ32歳なのにおばあちゃんみたいだと思います。
そしてそのことでも自分を責めます。
治さなければ、将来、家事や普通の生活がままならなくなること、家族を巻きこんで不幸にすることなど、考えもしなかったです。
改めてこの病気の怖さを知り、ゾッとしています。

毎日の過食嘔吐が止まった!

女性 主婦 36歳 A型
4回目の無料相談を終えました。
毎日あった過食嘔吐ですが、相談を始めてから一度も過食嘔吐していません。
相談者の方の話、ブログの内容を読んで、病気の怖さを実感したからだと思います。
症状がない分、時間を有効に使えているし、今のところは子供と自信をもって接する事が出来ています。
今まで誰にも言えずにいた事を正直に話していることが、何より前に進めている感じがします。
以前と同じように一時的に治まってまた再発、ということのないよう、
このまま止めていくために必要なことを一歩一歩していこうと思います。

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