過食症のストップ報告

過食が止まった体験談をまとめました。

家族を巻き込み不幸にする、過食症

女性 主婦 32歳 A型
この病気になったのは13歳の頃です。
その時は、32歳の今でもこの病気に苦しめられてるとは思いもしませんでした。
経年増加で量や頻度が増えた時、みるみるうちに虫歯が増え、歯医者さんでいつも嫌な思いをしました。
食べる量が分からなくなり、食べるのが苦痛になりました。
美味しいと思う感覚も麻痺していました。
頭の中は食べ物のことばかりで、楽しい、嬉しいとかの感情がなくなり、毎日が灰色にみえたこともあります。
いつも自分のことを責めて、自分のことが嫌でした。
嫌なのに過食嘔吐してしまう。
自分はだめな人間だといつも思ってました。
両親は私の病気のことを知っており、心配して力になってくれようとしているのが分かりましたが、
私が辛い気持ちをぶつけても困惑するばかりで、モヤモヤした気持はなくならないままでした。
主人には告知しておらず、家から大量のお菓子がなくなることを指摘されるたびに、ビクビク言い訳をしました。きっと不審に思っているだろうと思うものの、やめられず、お菓子を買い足し、ばれない様にしました。
この行動自体、やましい気持ちでいっぱいで、とても嫌でした。
将来の不安は常に強くありました。
このままではいけないと思うのに、症状は止められないし、頭がうまく働かず、
先のことについてちゃんと考えて判断することができませんでした。
年々、体の不調が増え、まだ32歳なのにおばあちゃんみたいだと思います。
そしてそのことでも自分を責めます。
治さなければ、将来、家事や普通の生活がままならなくなること、家族を巻きこんで不幸にすることなど、考えもしなかったです。
改めてこの病気の怖さを知り、ゾッとしています。