過食症のストップ報告

過食が止まった体験談をまとめました。

過食症を発症して31年。仕事も家事もできません。

女性 会社員 48歳 B型
一番最初は18歳の頃。
食べることが楽しくて、食べ過ぎて苦しい時、吐くと楽になることにきづきました。
吐いて楽になることを覚えたら次は、「お腹がいっぱいだから」と食べることが止められなくなり、
食べたいだけ食べるために吐いていました。
2人目を妊娠中、
毎日のように過食嘔吐していたものだから、
喉が炎症を起こし、抗生物質を何度も処方してもらうことになり、
産婦人科の先生に「次は責任持てませんよ。」と言われたことを思い出します。
子供が小さい頃も、バイキングやデザートビュッフェに行っては、思い切り食べて吐いていました。
若い頃は体力もあったし、食べることが楽しかったから、
毎日のように過食嘔吐しても、自分が異常だなんて思っていませんでした。
10年あまり前から、あんなに好きだった食べることに興味がなくなってきました。
食べたい物がない。食べもおいしく感じない。
初めて「食欲がない」という経験をし、自覚のないまま拒食症を発症。
体重の激減により初めて月経が止まりました。
仕事も1年くらい休みました。
脱毛が激しくなり、髪の毛が半分くらいに減りました。
急速に肌も衰えました。
その時は摂食障害のせいだなんて気付かなかったけど、
徐脈(40回程度/分)になり、血圧低下(上が70くらい)になり、低血糖で意識消失したり、いろんな合併症が出てきました。
拒食はおさまり、体重が元に戻ってからも、半年ほど生理が来ませんでした。
数字にはできませんが、物忘れがひどくなり、目が悪くなり、人間関係を円滑に保つことができにくくなり、引きこもりがちになりました。
だんだん我慢が苦手になり、仕事も継続して続けることができなくなりました。
その後、拒食と過食嘔吐を繰り返し、
体重も徐々に減っていき、9号サイズでピッタリだった体型から、
とうとう子供服でないと合わないサイズになってしまいました。
夫や娘から、(体型が)「イタイ」と言われています。
過食嘔吐が苦しくて、家事もできないほど怠惰になった自分が許せなくて、悩んでいる時にこのサイトにたどり着きました。
摂食障害が難病だと知りました。
その通りだと思います。
こんな辛い思いを一生続けていかなければならないのか、と思っていましたが、
この機会を、ぜひ病気を治す1歩にしたいと思います。