過食嘔吐の母親が子供に及ぼす影響
女性 主婦 35歳 AB型
私は17年間過食嘔吐に苦しんでいます。
症状が一番ひどいときは、会社に行くのも難しいほど、過食嘔吐に支配された生活でした。
そのせいか、人に会うのも煩わしく、会社以外は引きこもり状態。
主人とは会社の飲み会を通じて知り合いました。
その後、結婚、男の子を二人出産しました。
妊娠中も過食嘔吐は止められませんでした。
二人とも2000gちょっとの低体重でした。
三度目の妊娠もしましたが、流産してしまいました。
せっかく生まれてきてくれた子供たちも持病を持っています。
下の子は生まれつきの心臓病で、生後8ヶ月で手術をしています。
上の子は、5歳の時に腎臓の難病を発症し、今も治療中です。
その間、疑似停止や疑似軽減することはありましたが、すぐにまた元の状態に戻ってしまいました。
私は、過食嘔吐する自分を夫や子供たちに知られたくなくて、みんなが寝静まった夜中にしていました。
寝不足と過食嘔吐で体は常にダルく、イライラしやすくなっていました。
働いているときは時間に追われ余裕がなく、上の子が小さいときは特に日常的に怒鳴っていました。
苛立ちをぶつけるように必要以上に怒鳴り、泣くとまた「うるさい!」と怒鳴っていました。
早く過食嘔吐する時間を作りたくて、早く寝て欲しかったのです。
今7歳ですが、泣いても怒られると知っているので、私にたくさん怒鳴られたあとには、
堪えるように静かに涙をポロポロとこぼして泣くようになりました。
下の子はそんなお兄ちゃんを見ているので、すごく空気を読む子になりました。
お兄ちゃんが怒られると、いつもはしないお片付けやお手伝いを積極的にやって、
自分は怒られないように、とビクついています。
そんな子供たちの姿を見るたび、何度となく、
こんなことは早く終わりにしたい、笑って過ごせる毎日にしたい、と思ってきました。
それでも、そんな自分に対する苛立ちがまた衝動へとつながり、過食嘔吐に支配された毎日から脱け出すことができないのです。
摂食障害はまともな生活を確実に壊していきます。
家族、特に子供は母親の状態に強く影響受けます。
摂食障害をかかえたままの子育てはとても困難で、子供たちの将来にも悪影響を及ぼします。
私も普通のことを普通にできる生活を取り戻したい。
治すために真剣に取り組んでいきたいです。