過食症のストップ報告

過食が止まった体験談をまとめました。

「怖い病気」の意味

女性 自営業 37歳 B型 静岡県
「無料相談」こちらと出会っていなかったら、どうなっていたんだろう、と思う。
「無料相談」を受けさせていただくようになり、
「怖い病気」の意味を日に日に実感するようになった。
怖い。
私は根本的なことが全く分かっていなかった。
「治療」という考え方すらなかった。
軽視していた。
「今日でやめよう。」「生活を変えれば」「お酒を飲まなければ」
やらないだろう。
結婚をしたらきっと、そんなことが頭からなくなる、と思っていたし、自分がこんなに心も体もバランスを崩し、おかしくなっていたことにも気づいていなかった。
私がこの「無料相談」を見つけた時、
チューイングの回数が増え、量が増え、
もうとにかくどうしたら良いのか、っと自分のバランスがおかしくなっていた。
もちろん家族にも誰にも絶対言えないし、見られたくないし、その反動で、日常では明るく元気に、気づかれないよう振る舞い、意識してきた。
チューイングなんて言葉も誰かに口にしたことも、
下剤のことも、今の精神状態も、
もちろん誰にも話たことがなかった。
この「無料相談」で、初めて言葉にした。
「むしろ自分は聞いて欲しかったんだ」ということに気づいた。
自分の症状について、「摂食障害」について、話を聞くことも初めてだった。
そして、初めて向き合った。
自分の状態も、全て自分の都合の良いように解釈していたし、普通の判断もできなくなっていること、
隠せてなんかない。
もう日常での私の行動や考えもおかしくなっていたことに気づいた。
本当の意味を分かっていないことがどれ程恐ろしいことか。
「摂食障害」というものはどういうものか何も分かっていなかったし、
「自分が病気である」と認識がなかったから、
きっと「治療」や「病院」ということにもたどりつかず、悪化していることにも気づかないままだったと思うと本当に怖い。
人間は、本当に自分の都合の良いように解釈し、
自分のことが一番分かっていないんだ、と思った。
「自分の力では治らない」という意味を実感した。
「摂食障害」がどういうものか、
なぜそうなったのか、
このまま放置していたらどうなるのか、
10年後
何も分かっていなかった自分に、
都合良く解釈していた自分に
「治す」ことができるわけなかったんだ。
本当に「治す」とはどういうことか。
拒食の症状の時から生理が止まってしまい、
4年がたち、今も戻らない。
髪も沢山抜けていた。
夜もなかなか寝れなかった。
便秘のひどい私は、太りたくない、早く出さなければと、下剤をお守りにし、乱用してきた。
チューイングのする度に顔はどんどん浮腫み、
自分に自信がなくなり、嫌になる。
歯医者さんで歯がボロボロだと驚かれた。
自分の体にこんなにも影響がでていても、
そこからは目を背け、ただ私の頭の中は「太りたくない」しかなかった。
無料相談を受けさせていただき、
全く捉え方が変わった。
怖い。本当に怖い。
もし本当に何も分からないまま軽視し、
最悪の事態になったら、
沢山の物を失い、そのことにも気づかない。
未来にも、大切な人にも影響を与えてしまう。
失うものの大きさが怖くなった。
この病気をちゃんと知りたいと思うようになった。
そしてきちんと向き合って、
治したい。