過食症のストップ報告

過食が止まった体験談をまとめました。

意志ではコントロールできない過食。それでも、治したい!と思えるようになりました。

女性 主婦 30歳 B型 愛知県
過食嘔吐が始まったのは今から約15年前。
特に太っていたわけでもなく、むしろ痩せていた方でした。
周囲から「細いね」「痩せてるね」と言われるのが普通になり、痩せていないとダメだと思うようになり、体重や体型を気にし始めました。
そんなときに知った過食嘔吐。
そして、大学生になり、自由に何でも買って食べられる環境。
普通に食べるなら買わないような高カロリーなアイスクリームやブロック状のチーズを、吐くために買い、ごはんも常に3合炊き。
どれも初めてやったバイトで得たお金で買いました。
普通に食べるなら少しでも安いものを検討するのに、過食嘔吐するためならそんなことはどうでも良くなってました。
そして、あまり噛まずにどんどんお腹の中に詰め込む。
お腹がパンパンになったらとにかく出す。
時々吐いたものの中に血が混ざっていたり、手に歯形がつきまくって真っ赤になってもおかまいなし。
泣きながら喉の痛みもそのままに、とにかく出していました。
このときは、太りたくない気持ちだけ。
そして終わった後は、食材に対して申し訳ない気持ち、何やってるんだか・・・と自分を責める気持ち。
そこでいつも「もうやらない」と決意する。
色んなものに対して「ごめんなさい」と思うのに、それがあっという間に崩れてしまう。
自分の意志の弱さに呆れながらもすぐに繰り返してしまう。
旅行先でもありました。
滅多に食べられない海の幸をお腹に詰め込んで吐いてしまう。
彼氏と遠くの漁港に買いにいった蟹を食べて吐いてしまう。
美味しいお弁当を詰め込んで吐いてしまう。
楽しい思い出と共につきまとう、過食嘔吐をした後悔。
あのときあれを食べて吐いたという記憶は消えません。
悲しいです。
楽しいだけの思い出はあまりない。
今双子のかわいい子どもがいます。
この子たちと色んなところへ行き、一緒に色んなものを食べたい。
「おいしいね!」と言って笑いあいたい。
だから私は今、治したい。
絶対ぜったいに治したいと強く思いました。