過食症のストップ報告

過食が止まった体験談をまとめました。

無料相談を受けて変化したこと

女性 26歳 埼玉県
無料相談を始めて、初めは何が変わるんだろう、と、正直疑心暗鬼でした。過食衝動が止まった方の経験談を見ても、今現在の自分にとっては、とても他人事という感じでした。
ただ、お話ししていく中で、私の過食衝動は極度の状態であり、むしろ過食してしまうことが当たり前だといわれました。
潜在意識のマグマやインナーチャイルドについては、
今までどうにか止めようと情報収集をしている際に何度も見かけてきた記述ではありましたが、
やはり自分にとっては他人事にしかとらえることができず、
「ふーん、そんなもんか」と思っていました。
ですが、過食の症状が出てしまうのは当たり前、という事を聞いてから、過食をしてしまっても
「まぁ、しょうがない。だって、当たり前のことだから。」と感じるようになりました。
すると、なんだかすっきりするというか。
今までは、
「今ここで我慢。今ここで食べたいという気持ちはおかしいんだ。」と思って、イライラして、結局しわ寄せをしていたんだと思います。
そんなしわ寄せをしなくなったからか、インナーチャイルドの反抗をすごく感じます。
別に、したくないのにやたら過食が激化しています。食べなきゃ!という感じが体の底から湧いてくるような・・・。
ですが、頭では「もう食べなくていいんだけどなー。」とわかっているのです。
わかっているからこそ、食べさせたい!と、私ではない人が怒りを覚えるように私に八つ当たりをしているような感覚です。
そして、まだ実際に過食してしまいます。
移動の合間の過食、出先での嘔吐。
正直なところ異常な行為だし、吐いているとき、外に音が漏れているのはおそらく確実だとは思います。
でも、「やってしまうのは当たり前のことだから」と思え、自分を責めるような罪悪感ではなく、「ごめんなさい、けど、これは私にとっての排泄と同じことなので」と、他の人に迷惑を最低限かけないことにだけ注力をしてあきらめて吐いています。
食べなくてもいいんだけどな、という気持ちがどんどん膨れて怒りになったとき、
受け入れつつスルーして「あー、はいはい。そうだねー、食べたいねー。」といった感じで消化できていると思います。
以前の私なら、「なんで食べてるんだよ。なんでお腹いっぱいなのに詰め込んでるんだよ。」と嫌悪感にさいなまれていたと思うので、ありえない進歩だと思います。
まだ、「過食を止められる」という確信はありませんが、
「いつかとまるんじゃないかな」というぼんやりとした希望が見えた気がしています。
また、こういった考えが出てくるという事は、過食がストップする第一歩、もしくはスタートラインに私が立てている、ということなのかな、と他人事のように思います。
「○○までに痩せなきゃ。」
「○○までに過食しているのを止めなきゃ、●●という事が起きてしまう。」
など、”早く過食を止めないと自分が他人からマイナス評価を受けてしまう”というプレッシャー。
私自身すごく感じていました。また、それがストレスとなってさらに暴食、という悪循環をしていました。
そのプレッシャーから逃れられただけでも、十分に相談した価値はあると思います。
まだ過食は止まりません。ですが、その機会が減ったり、まぁ、しなくていいか、と、あきらめることができて、他にも目を向ける時間が少しずつ増えたら嬉しいな。そう思って気長にいきたいと思います。